用語
本サイトでは、Slither2の説明をするために、以下の用語を使用します。
ノード
縦横に並んだ点の一つ一つをノードと呼びます。
セル
4つのノードに囲まれたマス目をセルと呼びます。セルには数字が入っていることもいなこともあります。
エッジ
セルの周りのノード間を結ぶ辺をエッジと呼びます。 エッジには、以下の3つの状態があります。
- 未確定:盤面上に何も書かれていない状態です。
- ON:盤面上で線が引かれた状態です。
- OFF:盤面上で☓がつけられた状態で、このエッジには線は引かれないと確定した状態です。
ループ
スリザーリンクでは、正解はぐねぐねと曲がりくねりながら盤面上を埋める1本のリング状の線になります。 ここでは、最終的に輪になる前の分断された状態のものも含めて、ONのエッジの連なりをループと呼びます。
ゲート
1つのノードで斜めに接する2つのセルの接点部分をゲートと呼びます。
1つのノードには、左下と右上のセルを結ぶゲートと、左上と右下のセルを結ぶゲートの2つが存在しています。
このゲートをループが通過するかどうかを考えることで、パズルを解き進めることができます。
ここで、「ゲートをループが通過する」とは、斜め上のセルの1本のエッジと斜め下のセルの1本のエッジがONになり、このゲートで繋がる状態を指します。
各ゲートには、以下の3つの状態があります。
- 未確定:ループがゲートを通過するかどうかがわかっていない状態です。
- OPEN:ループがゲートを通過することが確実な状態です。
- CLOSE:ループがゲートを通過しないことが確実な状態です。
なお、本サイト及びアプリのアドバイス理由の表示画面でゲートを図示する場合は、上図のようにOPENなゲートの場合は平行な2本の線で、CLOSEなゲートの場合には2本の先の中点同士を横線で結んだHの字のような形で表示します。未確定の場合には何も表示しません。実際には1つのノードには2方向のゲートが重なるため、これらの形状が2つ直角に組み合わされて表示されます。
セルの色
盤面の各セルを正解のループの内側のセルと外側のセルで違う色で塗ることを考えます。
そうすると、2つの並んだセルの色が同じかどうかで間のエッジがONになるかOFFになるかが決まります。逆にONのエッジを間に挟んだ2つのセルは違う色になり、OFFのエッジを間に挟んだ場合には同じ色になります。
この性質を利用することで、問題を解き進めることができます。
各セルは以下の3つの色の状態を持ちます。
- 未確定:セルがループの内側になるか、外側になるかがわかっていない状態です。
- IN:セルがループの内側になることが確実な状態です。
- OUT:セルがループの外側になることが確実な状態です。
解法
スリザーリンクのパズルを解くとは、未確定のエッジの状態を順次確定していき、最終的にルールを満たす正しい1本のループを得ることです。 その際に、ある局面で次に確定する要素(必ずしもエッジとは限らず、ゲートやセルの色の場合もあります)を見つける方法を解法と呼びます。